【3日間迷った積み木の選び方】どの積み木を買うべきか迷ったら?

積み木を買おうと思ってから、たぶん3日間くらいは、授乳の合間や子どもが寝ている間、スマホで検索しては、悩みに悩みました。

これから積み木を買おうと思っている方がせめて3時間ぐらい悩む程度で済むように、奥深い積み木の世界をまとめてみたいと思います。

積み木か?ブロックか?

私自身の子どもの頃の記憶に、積み木があったのは覚えているのですが、あまり積み木で楽しく遊んだ記憶がないのです。それよりも、ブロックがとにかく大好きで、よく遊んだのを覚えています。

そんな記憶から、ブロックを最初に買い与えました。レゴのデュプロです。

12ヶ月になる直前でしたが、毎日遊ぶお気に入りのおもちゃになっています。箱の中でかき混ぜたり、箱から出して散らかしたり、私が組み立てた壮大な作品を一瞬で壊したり。

ですが、1歳の誕生日のプレゼントを検討していると、やっぱり積み木というキーワードが出てきます。あれ?やっぱり積み木も必要なのかと思い直しました。

積み木は積み木。ブロックはブロック。確かに違う遊び方です。

積み木はブロックのようにははめられないので、重ねていくには質量のバランスを考える必要があります。そっと置いたり、ずれないように揃えたり、積み上げられる物の形を勉強しないといけません。

そのあたりの物理的な法則を体感してもらえたらなと思って、1歳の誕生日には積み木をプレゼントすることにしました。それに、記念すべき1歳の誕生日なので、電子音がぴかぴか鳴るようなプラスチックのおもちゃよりは、ふさわしく思えました。

ピンキリの積み木たち。何を買えばいいの?

探してみると、積み木の世界はとにかく奥深い。

高いものは3万円を超えていたり、安いものは数千円で売っていたり。

色鮮やかなものがあったり、シンプルな白木のものがあったり。

ちょっと変わったものだと、音が鳴ったり。

最初は、ブリオやボーネルンドあたりを買っておけば問題ないんでしょ?と思っていました。

検索していくと、いろんなブランドが出てきて、いろんなことを言っている人達がいて。

どんどん混乱していって、3日間悩むことになるのです。

積み木を選ぶ時の考え方

でも、整理していくとシンプルです。

  • 積み木の色
  • 積み木のサイズ
  • 積み木の量
  • 積み木にいくらまで払ってもいいか
  • ブランド

この辺りを順番に決めていくと、欲しい積み木が見えてくると思います。

積み木の色は?

積み木は、色がついているものと、無色の白木のものがあります。

色がついている方が、子どもの食いつきは良さそうですが(笑)、知育的には無色の白木が良いとされているようです。

積み木で子どもが何かを作るとき、色がついていない方が想像で補える。色がついていると、それが邪魔になることがあると。

なるほど。そう言われてみれば、そうなのかな?

私は、知育目的なので白木にしようと思いましたが、色がついている方が子どもが好きそうなら、カラーの積み木でもよいのではないかと思います。

小さい頃にブロックで遊んだ時、いろいろなものを作りました。当然ブロックには色がついています。ですが、色がついているブロックの色が邪魔だとか思った記憶はないのです。(作りたい物に対して、数が足りない!とは思った記憶があります。つまり、持っているブロック全てを使って組み立てていたので、作りたい物とブロックの色はめちゃくちゃだった可能性があります。でもそこに不満はなかったと思います。)

子どもがどう思うかは、実際のところはわかりません。

場合によっては、想像の邪魔をするかどうかより、まずは興味を持って遊んでもらえるかどうかの方が重要である可能性もあります。

積み木のサイズは?

積み木には基尺というのものがあります。

一番小さな立方体の一辺の高さが、その積み木の基尺です。

基尺が揃っているから、積み上げることができるわけですね。つまり追加で買う場合や組み合わせる時に、基尺が合っているかが重要になってきます。

いろいろなブランドから、いろいろな基尺の積み木が出ていますが、基尺を決めると自動的にブランドが狭まってきます。

小さなサイズは割と大きなお子さん向け。大きくなるほど、赤ちゃん向けです。理由はつかみやすさです。

うちの子は1歳の誕生日プレゼントなので、4cm以上で検討しました。

  • 2.5cm:ネフ社・アンカー社
  • 3.3cm:デュシマ社・BRIO
  • 4cm:アルビスブラン・ハバ社
  • 4.5cm: ボーネルンド・小さな大工さん・童具館
  • 5cm:ネフ社

積み木の量は?

量が多ければ多いほど、複雑なものが作れるので、当然ですが量があったほうが楽しめます。

ですが、当然量が多くなればなるほど、お値段が高くなっていきます。

1~2歳だと50個、3歳くらいだと100個、4~5歳では200個とかあると楽しく遊べるようです。

はじめての積み木で、楽しんで遊んでくれるかすら未知数なので、量については気張らずに50~60個くらいで、よく遊ぶようになって量が足りなさそうなら、追加することにしました。

積み木にいくらまで払ってもいいか?

お値段の違いですが、なんでこんなに高いんだ?!と思うお値段がするものもあります。というか、有名ブランドだと、たいていびっくりするお値段です。

値段の違いについて調べてみると、積み木の加工の精度の高さはお値段に影響しているようです。

木をしっかり乾燥させたり、加工する精度が高ければ高いほど、高く積み上げた時にきっちりと積み上がる。きっちり積み上がらない積み木は、遊んだ時につまらない。そうすると次第に遊んでくれなくなると。

うーん。なるほどなー。でも、そりゃ売る側はそう言うよね。積み木業界に騙されているんじゃ。と思いつつ。

最初は安いもので、遊ぶようだったら高価のものをと考えていましたが、積み木がつまらないものと思って遊んでくれなければ意味がありません。

知育的には、積み木で遊んでもらいたいので、そこそこのお値段のものを視野にいれて探すことに。

どのブランドの積み木がよいか?

これは、好みや予算次第。

入っている積み木の種類も違いがあります。

例えば、デュシマ社のフレーベル積み木は、小さめで立方体やレンガ型が中心です。

アルビスブラン社は曲線のある積み木も含まれていて、とても大きなサイズのものも含まれています。

ネフ社の積み木は、ネフスピールが有名ですが、綺麗な色で不思議な形。

アルビスブランを買いました!使い心地は?

迷いに迷って、アルビスブランの積み木を買いました。

薄いカエデと濃い色目のブナの2種類の素材で作られていて、美しく洗練されている贅沢な積み木です。その美しさに惹かれてしまいました。

4cm基尺なので、ハバ社のクーゲルバーンやスカリーノ社のスカリーノといった玉の道系の積み木と一緒に遊ぶことができるかなと思ったのも決め手のひとつです。

楽天のとあるお店でお値段が安くなっていたのも大きいです。中サイズで20,250円。高いけども安い。

まず、重ねたときのぴたっと積み上がる感触が素晴らしい。吸い付くような感じで、とても気持ちが良いです。大人の私がちょっと癖になる感じです。こちらが遊びたくなります。

1歳の子どもは積み木で遊ぶか?

最初、お誕生日に積み木をみせてたら、ふーん、という感じでしか見てくれず。

レゴのデュプロを見せたときの興奮とは雲泥の差で、親の思惑とはかけ離れた反応。高かったんだけどなーと、大笑いしてしまいましたが。

その後、積み上げて私が遊んでいるのを見て、積み木の箱から積み木を取り出してぐちゃぐちゃにしてみたり、積み上げた積み木に恐る恐る触れて(壊さないようにしている??)、結局壊したりして、毎日遊んでいます。

今のところ、買って良かったなと満足しています。

以上、長くなってしまいましたが、積み木をさがしていらっしゃるみなさんもお気に入りの積み木と出会えますように!

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