産後クライシスを乗り越えるために効果があったこと5つ

産後クライシス。聞いたことはあったけど、まさか自分の身に降りかかるとは思いもよりませんでした。

まだまだ子育ては続くし、解決までは至っていないですが、少しは穏やかな気分になってきたので、私なりに乗り越えるために大切なことをまとめてみたいと思います。

我が家に起きた産後クライシス

夫と私は知り合って15年くらいは一緒にいる夫婦です。15年も一緒にいればいろんなことがありましたが、基本的にとても仲良しの部類だと思います。いや、思っていました。

結婚したのは遅かったので、結構長い間独身だったのですが、女子会(年齢的には、もはや婦人会です)などで女友達と会うと、周りは結婚していて、みんな夫の愚痴がすごいのです。

いい人だと思うけど、それだけの人、とか。子どもが大きくなったら一緒にいるかどうかは分からないとか。本当にムカついて仕方ないとか。はたまた大嫌いだから浮気をしているとか。

大好きで大好きで結婚するのに、どこでそうなっちゃうんだろうと思っていました。毎日毎日一緒に生活していて、いつの間にか、気がついたら、今のこの大好きは、すり減っていってしまうのだろうか。恐ろしいな。

と、思っていたんです。

思っていたんですよ。2回言いました。なのに!子どもを生んだ途端、急激に夫に対してイライラ。さらにはその延長線上でイライラをぶちまけて、ケンカをすることが増えてしまいました。

ああ、これだ。これが産後クライシスなのか。これが友達が言っていた夫がムカつくという感覚なのか。

ちなみに、夫も私も割と穏やかで緩い性格です。妊娠中は、夫のことがとても好きで、大好きな夫の子どもを産むことができるのは本当に幸せなことだと何度も思いました。

それなのに、この状態は何なのだ。イライラをぶちまけられる夫も困惑ぎみですが、私もとても困惑していました。

産後クライシスという本を読んでみる

なぜこんなにイライラするのか、イライラが治る方法はないのか。答えを求めて、産後クライシスという本が出ているので、読んでみました。

どうして産後クライシスが起きるのか、その回避方法はどんな方法があるのか。かなり簡単な文章で、新書なので、1時間かそこらで読むことができました。

結論、家事育児を夫に手伝ってもらいたいことをはっきり伝えて、手伝ってもらう、というのが解決策のようなのですが。。。

読んでみて、一番良かったのは、別に我が家だけがそうなのではなくて、どの家庭でも起きることなんだということを知ることができたことです。

出産は、身体的に、精神的に、社会的に大きな変化を伴う一大事で、私は一時的な危機に見舞われている。

夫は良くも悪くも、変化していない。前は許すことができたことが、赤ちゃんを生んで育てている今だと許せないのは、そういうことが影響していて、それはよくあることなのだということ。

要するに一時的なものだということ、出口があるのだということがなんとくなくわかり、それだけで少し穏やかな気分になったような気がします。

できれば、その本を夫に読んでもらいたかったですが、読んでくれそうもないので、こういう本を読んで、こういうことが書いてあった、と夫に伝えました。

妻側はものすごく人生が変化しているものだから、みんなイライラしてる。私たち夫婦だけでなく、よくあること。だけどそれで離婚する人だっているらしいよ!

奥さん側の愛情は一時的にがくっと減って、家事育児を夫が手伝わないと、二度と戻らないらしいよ!

つまり、私は悪くなくて(笑)、あなたが寄りそってくれると良いらしいよ!と、感想を述べるようにして、要望を伝えてみました。

それだけで、少しスッキリしました。

穏やかな気分になるために効果があったこと5つ

最悪のパターンは、このまま冷めた夫婦になってしまうことです。

それは避けたいので、穏やかな気分になるために大切なことをまとめてみました。本によれば、夫の家事育児への参加が産後クライシスの改善に役立つようですが、夫も毎日毎日忙しく働いてくれていますので、限度があります。なので、自分でできそうなことも取り入れてみました。これで私は多少穏やかに過ごせている気がします。

ただ、これは私のパターンなので、身体的(とにかく眠い!体力がない!とか。)、精神的(失敗できない育児や生死を預かる重圧)、社会的(毎日赤ちゃんとしか話さない孤独、キャリアの問題)など、それぞれのストレスを分解して、それらを和らげるにはどんなことをしたらいいのかな、という視点で考えてみるといいかなと思います。

家事育児を頼んでみる

察してよ!とプリプリした態度で示さず、手伝ってほしいことをはっきり伝える。私の夫は基本的には家事をしないお殿様タイプですが、頼まれればやるし、できます。

これは、身体的、精神的ストレスの改善です。

心が落ち着くことをやってみる

塗り絵でも、裁縫でも無になれるものなら何でもいいかなと思います。私はずっとやってみたかったボールペン字の練習を1日10分くらいやっています。

これは精神的なストレスの改善のためです。

筋トレや有酸素運動をする

運動は心を健康に保つためにとても重要なんだそうです。

私自身もランニングが好きで、走るとスッキリします。赤ちゃんがいるとランニングはなかなかできないですが、家の中でできる踏み台昇降と筋トレをしています。1日30分やるだけで結構スッキリしてきます。

そして、疲れにくい身体を手に入れるためにも必要なことだと思っています。

こちらは精神的ストレスの改善と、身体的ストレスに耐えうる肉体を手に入れるためのものもの。

仕事につながる勉強をする

英単語を覚えるとか、英会話を練習するとか、そういうことをしていますが、取り残される感じとか、職場復帰大丈夫かなとか、そういう不安によく効く気がします。

社会的な危機に対するストレスを和らげるためにしていることです。

外出したりして人と関わる

一人だけで育児をしていると息が詰まります。児童館へ毎日行ったり、おばあちゃんとフェイスタイムで話をしたりしてリフレッシュしています。

こちらも社会的なストレスの改善ですね。

以上5つでした!

 

 

 

 

 

 

 

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