離乳食準備にブレンダーを買おうか迷っている方も多いと思います。
私の場合は、離乳食を始めて、おかゆだけから野菜が加わったあたりで、検討を始めました。
離乳食準備にブレンダーを買うべきかどうか。買う場合はどういう視点で選んだらよいか、そして買ったブレンダー「ブラウン マルチクイック MQ5075」の使い心地をレポートしたいと思います!
離乳食準備にブレンダーは必要か?
私は、最初、よくある離乳食調理セットしか持っていませんでした。
離乳食の初期、赤ちゃんはまだ自分で噛めないので、まずはすり鉢とすりこ木を使ってすりつぶした後、裏ごし器で裏ごしをして、食べ物を滑らかにしてあげる必要があります。
離乳食を開始して、ほうれん草を裏ごししたりする必要が出てきたときに、「ああ、これは大変なことになった」と思い始めました。
なぜって、おかゆはまだ裏ごしできるけど、ほうれん草のように繊維があるものだと、思っているより全然裏ごしできないのです。「ええ。。。これが続くの??みんなこんなことやってるの??」と思いました。
出来ないこともないけど、泣きわめく赤ちゃんをほおっておいて、離乳食を作るのも大変だし、赤ちゃんが寝ている間だったとしても、睡眠時間を削っていろんな離乳食を滑らかな状態にするのかと思ったら、目の前が真っ暗になりました。
ほうれん草、にんじん、ブロッコリー、とうもろこし、しらす、などなど。全部トロトロにするなんて!
私は、高齢出産のせいなのか、母乳で育てているせいなのか、夜中に何度も起こされるせいなのか、離乳食開始の5か月あたりは、とにかくへとへとでした。
トロトロの状態にする必要があるのは、離乳食の初期の2か月間くらいだと思いますが、私はブレンダーがなければ、離乳食を食べさせるのがあんなに楽しくできなかったような気がします。
ブレンダーがあれば、ほうれん草のペーストが数十秒でできちゃいますから。ものすごく気が楽になったし、もし友人の出産祝いの機会があったらブレンダーをプレゼントしたい!と思ったくらいです。
なので、気持ちや時間に余裕がないお母さんは、ブレンダーを買ったほうがいいと心からお勧めします。
ブラウンのブレンダーを選んだ理由
買うことが決まっても、いろんなミキサーやフードプロセッサーが売っていますので、迷いますよね。
私は、もともとスムージーを飲むためにミキサーを持っていました。でも、掃除がとにかく大変なんです。1品作ったら、ボトルから掃除しなくてはいけないし。頻繁に使うのは億劫でした。
が、ハンドブレンダー(ハンドミキサーとも言うみたいですね)なら、お鍋の中でも、好きなお皿の中でも、ボウルの中でも、ガーっとペーストにできます。気軽に出して、気軽に使える。楽をしたくて買うのですから、とても重要なポイントです。
ハンドブレンダーは、バーミックスや、テスコム、パナソニック、いろいろなメーカーから出ていますが、値段がお手軽で、価格コムのランキングやAmazonの口コミを見ても満足度が高そうなので、ブラウンのマルチクイックというブレンダーを選ぶことにしました。
スピードコントロールはスマートスピードにするべきか?手動で十分か?
ブラウンのブレンダーには、スピードをコントロールする方法に、スマートスピードというものと手動のもの2種類販売されています。スマートスピードとはどういうものかというと、
自分の手の感覚でスピードコントロールができる機能です。大きいボタンの握り具合によってスピードが変化し、食材に合わせてスピードを自由に変えられます。
と、いうものです。
このスマートスピードがついていると、若干高くなります。見た目がかっこいいので、テンションも高くなりそうですが。
下記で詳しく話しますが、そのほかのチョッパーなどの付属品を考えたときに、欲しい付属品を考えると、少し値段が高くなってしまうので、我が家では手動のものを選びました。
手動のもので、何か困ったことがあるかというと。。。
今のところ全くないです!細かくしすぎたりしたくない場合は、ゆるいスピードから開始すればいいし、短い間に細かくしたければ、強めのスピードでやればいいので、4か月ほど使っていますが、今のところ満足しています。
チョッパー?ビッグチョッパー?フードプロセッサー?って何だ
ブラウンのマルチクイックには、いろいろな種類があります。先ほどのスマートスピード搭載か手動か、どんな付属品がついているか。
ブレンダーだけのシンプルなものもありますし、アタッチメントを変えることで、「つぶす」「混ぜる」「泡立てる」「きざむ」「スライス」「せん切り」「こねる」の7役をこなす上位モデルもあります。
特に私を混乱させたのは、下記のものです。この違いを理解するのに(調べるのに?)、1時間はかかったので、違いを書いておきます。
- チョッパー(500ml)
野菜のみじん切り、肉・魚のミンチ(一回分の最大めやす量:300g)、パン粉、固形チーズ(200gまで)、ドライフルーツ・ナッツの粉砕などに使える。
※氷やナツメグ、コーヒー豆など非常に固い物には使えない
- ビッグチョッパー(1250ml)
上記に加えて、氷も砕けて大容量に対応する。
- フードプロセッサー(1.5l)
野菜のみじん切り、野菜のスライス、せん切り。肉・魚のミンチ(一回分の最大めやす量:700g)、パン粉、固形チーズ(500gまで)、ドライフルーツ・ナッツの粉砕などに。5種類の刃ツールで多彩に仕上げられる。
どれを選んだらいいかは、離乳食以外でもどう使いたいかとか、普通の料理に使う場合は家族の人数などが選ぶ基準になると思います。
我が家の場合は、チョッパーは大食いの4人家族だと容量が少ない気がしたのと、氷を砕くならミキサーを持っていたので、フードプロセッサーを選びました。
結局、我が家は、スピードコントロールは手動のもので、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」「スライス」「せん切り」「こねる」の7役ができるMQ5075を購入しました。1.5Lの大容量のフードプロセッサーが決め手です。
離乳食を作る以外にもハンバーグや餃子を作ることを想定して購入しました。
もちろん離乳食だけに使うなら、ブレンダーだけでもよいと思います。
ブラウン マルチクイックの使い心地は?
ハンドブレンダーは文句なしです。
飛び散らないか?
一度だけ、背の低い器で枝豆をつぶそうとしたら、若干枝豆が飛んだことがあったぐらいで、食材が飛び散ることもほとんどないです。
掃除は簡単か?
専用の計量カップとか、ボウルに洗剤とぬるま湯をいれて、10数秒スイッチをいれるだけで、容器と刃の周りが掃除できます。ハンドブレンダーだけなら触れて危険そうな鋭利な刃もついていないので、それで落ちない場合でもスポンジでこすることができます。
気軽に使えるか?
これは、置く場所もポイントだと思います。私は気軽に使えるように、キッチンの中でも取り出しやすい場所をハンドブレンダーを置き場にしました。掃除も楽だし、全く気負わず使うことができています。
離乳食以外にも使えるか?
ハンドブレンダーで、スープを作るのにはまりました。夏だったので、冷製スープです。玉ねぎをいためて、カボチャや枝豆を投入し、コンソメを入れて、そのまま鍋の中にブレンダーを入れるだけ。最後に牛乳を入れたら、本当に簡単にできます。自宅で作るスープはインスタントとは違って本当においしい。贅沢な味です。
そのほかの付属品を使いたくて、せっかくなのでフードプロセッサーで肉団子をつくってみました。玉ねぎを刻むのも、肉と混ぜるのも、サクッと簡単にできました。玉ねぎを刻んだ後、そのまま肉を投入しても問題ない容量なので、大容量のフードプロセッサーを買ってよかったなと思いました。
以上、ブレンダーについてのレポートでした。離乳食の準備で購入を迷っている方の参考になれば幸いです!