【ベビーモニター検討中の方必見】ちょっと待って!それって本当に赤ちゃんを見守れますか?

出産後、しばらくすると(もしかしたら、しばらくしなくても)待っているのは家事です。寝ている赤ちゃんをほっておいて、料理をしたり、洗濯をしたり、掃除をしなくてはいけません。

そんなときも、現代は非常に便利なグッズが販売されています。別室から赤ちゃんの様子を監視できるベビーモニターを検討している方は多いのではないでしょうか。

でも、ちょっと待って欲しいのです。ベビーモニターだけで、本当に赤ちゃんを見守ることができますか?

ベビーモニターができること

ご存じの通り、ベビーモニターは、赤ちゃんの音声や映像を離れた場所からモニタリングできる便利なグッズです。

映像のモニターがついているものなどは、赤ちゃんが泣いていたり、うつぶせで寝ていたり、一人で起きて遊んでいたり、というのを別の場所から見ることができたりもします。スマートフォンのアプリで見ることができる機種なども存在します。

赤ちゃんが泣いたら、そばに行ってあげたい。それがかなうのがベビーモニターです。

でも、それだけなんです。それだけだと、大切なことが不足していると思うのです。

ベビーモニターは命を守ってはくれない

出産後、何より気になったのは、寝ているけど死んでたらどうしよう?!です。

赤ちゃん、特に新生児の頃は、すやすや眠っている時間が長いので、ふとした瞬間に怖くなって、注意深く、何度も胸が上下するのを確認したものです。

赤ちゃんが呼吸しているかどうか=生きているかどうかって、わかりやすく動いてくれる時はいいのですが、胸の上下などは目の前で目をこらしてみても、分かりにくいことがあります。それを別室から映像のモニターを通して、ましてや音声のみを通して、判別するのは不可能だと思います。

そうなんです。赤ちゃんが呼吸をきちんとしているかどうかは、ベビーモニターでは判断できないのです。

年間100人余りの赤ちゃんが乳幼児突然死症候群(SIDS)で亡くなっている

それまでとても元気だったのに、ただ寝ていただけの赤ちゃんが、突然亡くなることがあります。乳幼児突然死症候群です。

日本でも平成28年の1年間で109名の赤ちゃんがSIDSで亡くなってます。乳幼児の死亡原因の第三位がSIDSです。

原因ははっきりと分かっていません。予防方法もありません。

109名と聞くと、自分の子どもに影響があるように思えないかもしれません。でも、4,000人に1人と聞くとどうでしょうか。日本での発症頻度はおよそ出生4,000人に1人と推定されています。

我が家の近くの保育園でも、お昼寝中の赤ちゃんが亡くなっています。赤ちゃんの睡眠中の死はどの家庭でも起きる可能性があります。

赤ちゃんの呼吸をモニターする「ベビーセンサー」

赤ちゃんが呼吸しているかどうか、赤ちゃんの体動をモニタリングして、動きがなくなると警告してくれる「ベビーセンサー」が販売されています。

保育園でも導入が広がっていて、東京都でも平成29年9月以降、保育園での監視モニターやベビーセンサーの導入を推進しています。

ベビーセンサーは国産のものがなかなか販売されていないというのもあって、ベビーセンサーの認知度は日本ではかなり低いものと思っています。

ベビーセンサーを使用したレビューや、おすすめの商品などを紹介しているコンテンツを用意していますので、赤ちゃんの命を守ることができる「ベビーセンサー」もぜひ検討してみてください。

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