うちの赤ちゃんが10ヶ月のときに、突然下痢になってしまいました。結局、病院へ行ったのですが、2週間ぐらいずっと下痢が続いてしましました。
病院で教えてもらった下痢の原因や注意事項について、まとめてみたいと思います。
赤ちゃんの下痢の原因
赤ちゃんは、腸の抵抗力が十分に発達していないので、いろいろな原因によって下痢が起こります。
- ウイルス感染:大半がロタウイルス。冬に多いそうです。
- 細菌感染:カンピロバクター、サルモネラ菌、大腸菌など。こちらは夏に多いそうです。
- 食事:過食や冷たい飲み物、汚染された食物など。
- 食事アレルギー:牛乳、卵など。
- 先天性異常・体質:消化管の奇形、酵素欠損症(乳糖不耐症など)、免疫異常など。
- お世話:寝冷え、高温多湿、低栄養、疲労など
ロタウイルス感染による下痢が大半
乳幼児の下痢のほとんどは、ウイルス性で、ロタウイルス感染によるものが大半だそうです。日本では、12月~3月に流行するそうで、冬期下痢症とも呼ばれています。
ちなみに、うちの赤ちゃんは、せきや鼻水も出ていて、下痢の原因は風邪によるものと言われました。まさにロタウイルスだったのだと思います。
主な症状は、下記のものです。下痢や嘔吐が続くと、脱水症状になるため、注意が必要です。
- 下痢:白~灰黄色の水様便
- 嘔吐:最初の1日~2日までにでて、下痢に先行する場合があります
- 発熱、せき、鼻水を伴うことも少なくない
下痢はそのままにしないで、続くようなら病院へ!
下痢が何日も続くと、たくさんの水分が奪われるだけでなく、栄養の吸収もできなくなってしまうため、脱水症状や栄養不足になってしまいます。赤ちゃんは、大人と比べると、特に脱水症状を起こしやすいので、重傷化する可能性もあります。早めに病院へ連れて行き、治療をしてもらいましょう!
我が家の赤ちゃんの場合は、1週間くらい自宅で様子を見てから病院に連れて行ったのですが、整腸剤を4日間、それでも治らず、整腸剤+下痢を止めるお薬を4日間飲んで、やっと治りました。もっと早く病院へ連れて行ってあげれば良かったと思います。
うんちの形、色、においなどを観察して、早めに医師に相談しましょう。
下痢のときに注意したいこと
下痢のときには、普段と同じ食事や生活をすると、さらに悪化させてしまう可能性もあります。下記のことに注意してお世話してあげましょう。
- 母乳:そのままでOK
- ミルク:半分に薄めて飲ませる。回復したら、元の濃さに2・3日で戻す
- 離乳食:一段階前のものに戻して様子を見る。下痢が激しい場合は、水分の補給がとても大切なので、重湯に薄く塩味をつけて与えたり、麦茶を飲ませる。下痢が治った後も、急に食事を元に戻すと、また下痢になってしまうことがあるそうで、無理をせずにゆっくり元の食事に戻すようにとのことでした。
- 避ける食べ物:冷たい飲み物、食べ物、脂肪の多いもの、繊維の多いもの、砂糖
- 体を冷やさずに安静に
- お尻はおむつかぶれを起こしたりしやすいので、お湯であらって清潔に
以上、赤ちゃんの下痢の原因や注意したいことをまとめてみました。とにかく続くようなら病院へ連れて行ってあげたほうが安心ですね!